自分が自身の絵の、1番のファンになろう
イラスト・お絵描きしている方、あなたは自分の絵が好きですか?
SNSを眺め他人と比べて、自分の絵に自信をなくしていませんか?
いいねが付かなくて「自分の絵には誰も見向きもしてくれないんだ…」とガッカリしていませんか?
「自分は描く必要はないかも、だって誰も見てくれないし」と卑屈になっていませんか?
この記事では、あなたが自身の作品の、1番のファンになることの大切さやメリットを書いていきます。
- 他者の評価やいいね数が気になってしまう
- 他者ウケの良い絵を描き続けて疲れている
- 絵を描くことに楽しさを感じられていない
自分の作品の評価を他者に委ねてしまう原因とデメリット
私たちは人と比べて落ち込んでしまうとき、他者の評価に依存しています。
なぜ、他者の評価に振り回されてしまうのでしょうか。
それは、自分の作品に自信がないからです。
誰かが認めてくれて初めて自分でも認められる。
SNSが当たり前になった今、その傾向に拍車がかかっているのかもしれませんね。
- 憧れのあの人からいいねがもらえたら…
- いいねが〇〇個以上ついたら…
そんな基準で自分の絵の価値を決めている方もいることでしょう。
そして、
意識的か無意識的か、他者に認めてもらうために他者ウケの良い絵に寄せていってしまう。。。
- 今の流行りはこれだ!!
- 活躍している絵師さんはこういう傾向だ!
というように。
自分の好きが時代の流行りと合致してるなら、それはラッキー!波に乗ればいいと思います。
だけど、
「好きでもないけどウケが良いから」と、他者の顔色をうかがって描いているとしたら。。。
あなたは本当にその絵を描きたいのでしょうか?
評価を得られて認められた気分になる!嬉しい!
その反面、
描いててもなんかつまらない……と感じるのなら。
一度立ち止まって自分に向き合ってみましょう。
また、他者からの評価が得られた後も大切です。
今度はその評価が離れるかもしれないという恐れから、本当に描きたいものとは違う絵を描き続けてしまう可能性もあります。
他者の評価に依存することは本当の自分を抑え込んでしまう、そんなデメリットがあります。
他者の評価を軸にした先に待ってること
- 「またいいねがつかなかった〜。もっと上手くならなきゃ…」
- 「こんなんじゃダメだ〜。どこがいけないんだろう?」
こんな風に、他人の評価に左右されていたらどうなるでしょう?
やる気を無くします。
自分が頑張って描いた絵を、間髪入れずにダメ出ししてくる人がいれば、ますます自信もなくなり描く気も起きなくなります。
しかも、そのダメ出ししてくる人が常にゼロ距離でいる自分自身だったら尚更です。
(中には悔しさをバネに成長できる人はいます。それをが性に合ってる方はそのやり方でいいと思いますよ)
自分の絵に批判的な目を向けているかぎり、心身健康にお絵かきを楽しむことはできないのです。
では、どうしたらいいか?
自分が自身の絵の、1番のファンになることです。
自分の絵のファンになるためには?
自分が自身の絵の、1番のファンになるためにはどうしたらいいでしょうか?
自分の絵を好きになるということは、
「自分」を好きになるところから始まります。
大好きな自分が描いた絵なら無条件に好きになれるでしょう?
別のケースを見てみましょう。
あなたの大切な人(友達・パートナー・家族など)が一生懸命絵を描いてプレゼントしてくれたら、その絵は技術関係なく、あなたの宝物になるはずです。
つまり、自分が自身の絵を好きになるのも、技術や評価関係なく“大切な自分自身が描いた絵だから”という理由なんです。
今まで自分の絵に、また自分自身に、たくさんのダメ出しをしてきたかもしれません。
長年続けてきたその思考回路を絶って自分のファンになるのは、恐らく一朝一夕にはいかないと思います。
しかし、ダメ出ししてしまったときこそ、丁寧に自分を認め直しましょう。
- 「いいねはあまりつかなかったけど、頑張って描いたよね、私」
- 「今回描いた私の絵、このポイントが好きだなぁ〜!」
- 「お絵かき以外にも私はいつもよくやってるよ、お疲れさま」
いつもダメ出しされていた自分は、そんな温かい言葉をかけてもらえるのを待っているはずですよ。他でもない自分自身に。
自分がファンになると生まれる好循環
自分自身がファンになったらどうなるでしょう?
その作家(自分)は、ファン(自分)の好みを熟知しています。だって自分だから。
ファンに応援された作家は、もっとファンを喜ばせようと絵を描いてくれるはずです。
否定されないからますます楽しく絵を描ける。スキルアップも捗る。
ファン側は、自分の好みを知ってくれてる作家が自分のために描いてくれるのだから、ますます自分得な作品が作られていきます。
どんどん応援したくなります。
その循環ってステキですよね。
おわりに
この記事では、自分が自身の作品のファンになることの大切さを書いてきました。
これからも人と比べてしまうこともあると思います。
それは半ば自動的、反射的に…
だけど、そんな時もそばにいるファン(自分)が背中を支えてあげられたら、
きっと楽しく描き続けることができます。
そして、描き続けるうちに、気づいたらファンは増えています。
おたがいに、楽しくお絵かきライフを送っていきましょう!
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