絵を描くモチベーションが下がる4つの原因と対処法
お絵かき活動をしていると、こんなことはありませんか?
- 絵を描く気力・やる気がでない
- 絵を描く情熱を失ってしまった
- なんのために描いているのかわからない
お絵かきは好きなはずなのにモヤモヤしてしまい、最悪の場合は筆を折ってしまうことも…
ですが、安心してください。
絵を描くモチベーションが下がってしまうのは、人としてはけっこう自然なことです。
むしろ、モチベーションを高く保ちつづけるのはむずかしいのです。
私もやる気を失うときは数えきれないほどありますが、
- 目的を確認する
- 未来を見すぎない
- 他人と比べない
- やる気を出すスイッチを知る
この4つを徹底することで、モチベーションが下がっても早めに復活することができるようになりました。
この記事では、絵を描くモチベーションが下がる原因と回復させる対処法をお伝えします!
- イラストのモチベーションが上がらない…
- なんのために描いているのかわからなくなってしまった…
- やる気を出す方法が知りたい!
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絵を描く目的・目標を見失ってモチベーションが下がる
モチベーションの意味は「動機付け」です。
「なんのために絵を描いているのかわからない…」なんて感じてしまう人は、絵を描く目的を見失ってしまっているのかもしれません。
人は目的に向かってなにかに取り組むと頑張れるものです。
あなたはなんのために絵を描いていますか?
絵を描き始めたころのことを思い出してみましょう…
あなたはどうして絵を描こうと思いましたか?
- 自分の好きなアニメキャラを描けるようになりたい
- 自分のメッセージを絵で表現したい
- 絵の仕事をしたい
など、目的がありませんでしたか?
自分は「このために絵を描くのだ!」という指針があると、迷わずに進んでいけるようになります。
これといった目的がなく、「ただ好きだから」絵を描いている方もいると思います。
この場合、絵を描くこと自体が目的になるため、そこまで迷いが生じることはないと思います。
ですが、それでも「なんのために描いているんだろう…」と考えてしまう場合。。。
あなたの絵を描く目的は、だれかに反応・評価してもらうことになっていませんか?
描くことが本当に好きでやってる場合は、周りの評価などあまり気にならないものです。
だって、ただただ描くのが好きだから。
私も子供のころは好きで描いていただけだったのですが、
いつからか絵を通して「私を評価してほしい!ほめてほしい!」と承認欲求で動くようになっていました。
その時期はけっこう苦しくて、「絵を描くのって辛いな…」なんて思ったものです。
しかし、自分の承認欲に気づいてからは、絵で認めてもらわなくてもいいと思えるようになりました。
完全に承認欲が消えたわけではないですが、ただ好きで描いていたころに近い状態で描けるようになり、今はお絵かきが楽しいですよ。
あなたももう一度自分と向き合ってみてください。答えが見つかるかもしれません!
- 承認欲求以外の絵を描く目的を見つけよう
- ただ自分の好きな絵を描いてみよう
未来を考えすぎてモチベーションが下がる
絵を描くときに、目的や目標を設定することは大切です。
それを達成するために頑張れるから。
しかし、目標ばかりに気を取られてしまうと、
- 努力が成果に結びつかない→「どうせ自分には無理なんだ…」
- やるべきことを考えすぎる→行動に移すのが大変になる
など不要な思考からやる気が出なくなることがあります。
今行動したことが将来につながることを忘れてはいけません。
輝かしい未来を思い描くのもいいですが、その未来に行きつくために今できることはなんなのかをハッキリさせて1歩ずつ歩みを進めていきましょう。
それしか目標達成するすべはありません。
モチベーションを保つオススメの方法は、普段から練習記録をつけておくことです。
モチベーションが下がったときに記録を見かえすことで、「ここまで頑張ってきたんだなぁ…」と努力してきた道を認識することができモチベーションを復活できます。
記録がめんどうな方は、instagramやpixivなどに作品をUPしておくだけでも、作品の軌跡がわかりやすいのでオススメですよ♪
(1年前と比べるとかなり成長していることがわかります…)
そもそも、目標は大きいものを描けば描くほどカンタンに達成できるものではないので、あまり未来ばかりに気をとらわれず今に集中していけるといいですね!!
- 練習記録をつけて見返そう
- 過去からの成長を確認し、達成感を感じよう
他人の絵と比較してモチベーションが下がる
いまは創作活動にはSNSを使うのがあたりまえな時代で、嫌でも他人のイラストが目に入ってきますよね。
ネット上にはいわゆる神絵師と呼ばれるような絵がうまい人が山ほどいるため、
「こんなうまい人がいるなら、私が絵を描かなくてもいいか…」
「自分の絵は評価されないから描いてもしかたない…」
なんて落ち込んでしまいがちです。
他人と比べるクセがついている人は、これがモチベーションが下がる原因になりやすいです。
けれど、まず知っておきたいのは、神絵師と呼ばれる人もヘタだった時代はあるということです。
初めて描いたイラストが神絵だったということはありません。
うまい人たちも練習に練習を重ねてあそこまでのレベルになっているわけです。
ということは、今はまだまだでも努力すればその域に到達することは可能なのです。
そして、他人の作品と比べて落ち込む人は、その作品と比べて自分にはなにが足りないのかを見つける目を持っているはずです。
人の作品を自分の作品をより良くするためのお手本としてを見るように視点を切りかえると、むしろやる気が出てきますよ!!
- 神絵師も神絵ではなかった時代もあったと心得る
- 他人のイラストから上達に繋がる技術を探す
嫉妬して苦しい方はこちらもあわせてどうぞ!
なんとなくモチベーションが上がらない
理由はわからないけれど、モチベーションが上がらない、やる気が出ないときもありますよね。
人は常にやる気MAXの状態を維持するのはとてもむずかしいのです。
私も気分が乗らず、絵も描かないでネットサーフィンしていることもしばしば…。
ですが、最近はやろうと思えばすぐにやる気を回復させることができるようになりました。
ここからは、実際に効果があったやる気を出す4つの方法を紹介します。
- 映画や美術館・本など、インプットする期間を作る
- とにかく描きはじめる
- ルーティーンを作る
- 体を動かす
順番に説明していきますね。
インプットする期間を作る
描きたいものがないなぁ…
いつも同じようなもの描いてマンネリしてる…
なんていうときは、インプットする期間を設けてみましょう。
絵を描くのは、自分の中にあるものをアウトプットする作業でもあるので、描き続けていると自分の中にたまっているアイディアやエネルギーが枯渇していきます。
栄養補給という感覚でいろいろとインプットしてみましょう!
- 自分の好きなアニメや漫画を見る
- やる気が出てくるサクセスストーリーの映画を観る
- 美術館で芸術に触れる
- 旅行に行く
などなど。
お家で映画鑑賞も気軽にインプットできてオススメです。
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とにかく描きはじめてみる
「とにかく描きはじめてみる」は、かなり効果がある方法です。
あなたは、やる気がないと絵は描けないと思っていませんか?
ですが、そんなことはありません。
やる気がなかろうが、やらなければならないことはたくさんありますよね。
それと同じで、”やる気がなくても絵を描く”こともできるのです。
疲労MAXで毎日が精いっぱいという状態なら休んでくださいね笑
そうでないのなら、10分でいいので試しに絵を描いてみましょう。ラクガキでもいいです。
描きはじめるとだんだんとやる気もみなぎってきて、気がついたら1時間経っていたなんてこともありますよ。
ルーティーンを作る
つづいて「ルーティーンを作る」です。
「とにかく描きはじめる」ができない方にもオススメです。
これは私が受験勉強中に効果を感じた方法です。
毎日、受験にむけて勉強しなければならないのに、やる気がでないのでは困りますよね。
なにかやる気スイッチを入れる仕組みを作りたいなぁと思って取り入れたのが、
「モーツァルトの”トルコ行進曲”を聴いたら勉強をはじめる」
というルーティーンでした笑
ルーティーンはなんでもいいですが、、
たとえば「ゲームを1面クリアしたら勉強をする」だと続きがやりたくてウズウズしてしまいますよね。
一方で、トルコ行進曲は
- 3分半と決まっている
- アップテンポなので気分が上がる
- クラシックは集中力を高める
- ふつうに良曲
と、よいことづくしでスイッチを入れるにはもってこいだと感じています。
その流れでクラシックをBGMに作業するととてもはかどります。
もちろん、トルコ行進曲じゃなくてもいいので笑
「これをしたら絵を描く!」という決まりごとを作ってくり返すと習慣がついて、やる気が起きる状態をつくれるようになります。
人間は、習慣の奴隷である。
福沢諭吉.
悪い習慣ではなく、良い習慣を作りたいですね!!!
体を動かす
意外と効果があったのが「体を動かす」です。
こちらも「とにかく描きはじめる」ができない方にオススメです。
なにごともやる気を出して動くには、エネルギーが必要です。
絵を描くことに一直線にエネルギーを使うことができればいいですが、まっすぐ向かえないときもありますよね…
体力はあるけど、なーんか絵を描く気が起きない…
そんなときは、まずは軽い運動をしてみるのがオススメです!
散歩だったり、筋トレだったり、とにかく体にあるエネルギーを動かす!
体内のエネルギーのめぐりがよくなった流れで紙と鉛筆を手にとってみると、驚くくらい筆がのることもしばしば…
なお、心身ともに疲弊しているときはいさぎよく休みましょう!!
何をするにもエネルギーは必要です。
まずはエネルギーをためることがなによりも大切ですよ。
自分に合う”モチベーションの上げ方”を知って絵を描こう!
ここまで、絵を描くモチベーションの低下の原因とモチベーションを上げる方法を紹介してきました。まとめますと以下のようになります。
- 承認欲求以外の絵を描く目的を見つけよう
- ただ自分の好きな絵を描いてみよう
- 練習記録をつけて見返そう
- 過去からの成長を確認し、達成感を感じよう
- 神絵師も神絵ではなかった時代もあったと心得よう
- 他人のイラストから上達に繋がる技術を探そう
- 映画や美術館・本など、インプットする期間を作ろう
- とにかく描きはじめよう
- ルーティーンを作ろう
- 体を動かそう
あれこれ紹介してきましたが、あなたに合う合わないはあると思います。
取り入れられるものを実際に試してみて、自分に合うものを探してみてくださいね!
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