SNSで、自分のイラストへの評価・いいねの数が気にならなくなる考え方
TwitterやインスタグラムなどのSNSでイラストを投稿している絵描きさん。
「いいね」の数に囚われてモヤモヤしていませんか?
私もSNSでイラストを投稿していますが、一生懸命描いた絵があまり伸びなくて落ち込んだことがあります。
しかし、最近は考え方を変えることで「いいね」の数に翻弄されることも少なくなりました。
この記事では、その考え方について紹介します。
一つの考えとして参考にしていただければうれしいです!
考え方1つでラクになれるかもよ
- 「いいね」がつかないことで自信をなくした
- 「いいね」の数に囚われていて、絵を描くのが楽しめない
- 自信作だったのに全然伸びなくてガッカリした
「いいね」が気になる心理とは?
まずは、いいねの数が気になる心理を考えたいと思います。
自分の絵を通して、認めてもらいたいと思っていませんか?
「いいね」がたくさんもらえると嬉しくて、あまり付かないと残念に思ってしまう。。。
なぜ、いいねの数が気になってしまうのでしょうか?
それは「いいね」という反応によって自分が認められた気になれるからだと思います。
頑張って描いた自分、ステキな作品を生み出した自分など…
いいねの数が多ければ多いほど、自分が認められたような気分になります。
逆にあまりもらえなかった場合、自分は認められていないという気分になります。
ようするに、いいねの数を”自分の価値の指標”と捉えてしまっているのですね。
もちろん、いい反応がもらえるのは嬉しいこと
「いいね」は自分にとって便利なツール?
「いいね」はもらえるだけで自分が認められているように感じるので、承認欲求を簡単に満たせる便利なツールのようにみえます。
しかし、このいいねシステムを承認欲求を満たすために使うことは自分の評価を他人にゆだねることになるのです。
今回は1,000いいねもらえた!私って才能あるかも
自信作だったのに10いいねしかもらえなかった…どうせ私なんて…
こんな風に、他人の評価を当てにすると、自分の意志とは関係なく気分を上げ下げするはめになってしまいます。
さらに、SNSでは周囲のいいね数も見られるため、無意識に他人と比べてしまいます。
数字って比較しやすいんだよね〜…
相対的に見て、自分へのいいねの少なさが気になり、次第に数に囚われていきます。
始めたときは気にしていなかったはずなのに……
「いいね」はただの数。あなたの価値ではない!
ところで、あなたが「いいね」を押すときってどんなときでしょう?
ツイートや投稿に対して、純粋に「いいな」「役に立つ」「共感する」ときではありませんか?
その投稿自体に反応しただけ。
投稿者に対する評価なわけではないのです。
(ファンはその人のどんな投稿にも「いいね」するケースもありますが…^^;)
ということは、
「いいね」の数=あなたの価値の大きさではない
ことがわかると思います。
「いいね」は投稿にただ反応された”数”でしかないのです。
ただの数を、”自分の価値を計る指標”にあなたが設定したので、この数がなんだか特別に思えてくるのですね。
まずはその考え方を見直しましょう!
ただの数と考えると、それによって気分を上げ下げする必要はないと感じませんか?
他人が1秒もかからずにポチッと押しただけの数で、自分の価値を計るのはバカらしく思えてきませんか?
自分の中で「いいね」が大事な指標だと考えているうちは、「いいね」に翻弄されるサイクルから抜け出せません。
いいねが多かろうが少なかろうが、あなたの価値は左右されないのだとしっかり認識しましょう。
承認欲求に縛られていると、対人関係のカードはいつまでも他者の手に握られたままになります。人生のカードを他者にゆだねるか、それとも自分が握るのか。
岸見 一郎, 古賀 史健, 嫌われる勇気, ダイヤモンド社(2013).
「いいね」を気にしなくなるには、まずは自分で自分を認めることから始めよう
どうすれば、「いいね」の数を気にしなくなるのか……
まずは、自分で自分を認めることが一番大切だと思います。
自分で自分のことを認めてあげられていないから、他人に認めてもらおうと思って承認欲求が大きくなり、手っ取り早く確認できる「いいね」が気になるようになっていきます。
「いいね」の数を、「ほら、私はこんなに認められている」「注目されている」と確認するために使っています。
ですので、まずは自分を認めてあげることから始めてみませんか?
自分ではなく、絵が認められたい?
中には、「自分の価値ではなく、描いた作品が認められてほしいんだ!」と思う方もいるかもしれませんが…
この場合でも「自分が描いたイラスト」を自身で認めてあげることができていれば、他人から評価されなくても落胆することはありませんよね。
結局は他人の評価を頼りにして、「いいね」の数が気になってしまうではないでしょうか。
他人が絵を評価してくれている → “私が”描く絵は良いんだ!!というふうに。
自分も絵も、自身で認めるしかないってことか
「いいね」をたくさんもらうことを目的にしない。その先にある目的を考えよう
「そうはいっても、いいねの数は気になっちゃうよ!」という方もいると思います。
私も全く気にしなくなったわけではありません。
しかし、私はいいねをたくさんもらうことのその先にある目的を意識したら、あまり気にならなくなりました。
私の場合は「イラストの仕事をもらえるようになる」ということを目的にしています。
SNS経由で仕事をもらえるようになるためには、やはり、いいねやフォロワー数が大事な指標になってくると思います。依頼する側にとって、その人を判断するのに手軽な要素ですからね。
ですが、いいねやフォロワー数が役立つ要素だとしても、いいねをもらうことを目的としているときとは違い、1つの手段として考えることができるのです。
「いいね」がたくさんついたから仕事がもらえるわけではない。
逆に「いいね」をあまりもらえなくても仕事につながることもある。
そう考えると「いいね」が想像よりもらえなったとしても、
「大衆に受ける内容だったのか?」
「投稿の時間帯は?」
「そもそも画力不足だったのか?」
など、中身と向き合えます。
いわば戦略としていいねを活用する心構えでいると、落ち込む必要がなくクールに考えられるようになります。
あなたも「いいね」をもらえたその先の目的について考えてみてはいかがでしょうか?
承認欲求で行動するのをなくしていこう
承認欲求を満たすために絵を描くのではなく、まずは自分自身を認めてあげましょう。
私も道半ばですが、「いいね」の数を気にしなくなるのに助けになった本はこちらです。
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承認欲求で動かなくなるために大切な考えが説明されています。
きっと、お絵かき活動でモヤモヤしているときに力になってくれるはずです!
また、他人への嫉妬で苦しいときはこちらの記事もおすすめです↓
自分の納得のいくお絵かきライフを楽しめるようになれることを願っています!