イラストで稼ぐ方法を全力で考えた9選【初心者でも勝機あり!】

- 絵を描くのが好きで、自分のイラストやお絵描きスキルで稼ぎたい!
- 本業はイラストとは関係ない仕事をしてるけど、お絵描きで副業したいな
と思っている方へ――
この記事では、イラストスキルを使った稼ぐ方法を紹介します。
私が思いつくかぎり、調べつくせるかぎり挙げました。
絵描き活動3年目の私が絶賛取り組み中のものもあるので、その体験談も参考になれば嬉しいです!
努力は必要ですが、頑張れば初心者でもお金につながるので、自分に合いそうなものがあったらぜひチャレンジしてみてくださいね!
- 自分にピッタリのイラストで稼ぐ方法を探している
- 各イラストのお仕事の特徴を知りたい
スキルマーケット(ココナラなど)で依頼を受ける
私が個人的に一番オススメしたいのは、スキルマーケットで自分のお絵描きスキルを出品する方法です。
スキルマーケットとは、たとえばココナラ といったサービスです。
オススメしたい理由は以下です。
- 知名度ゼロの私でも依頼をもらえた
- 運営側の体制が整っているので、金銭トラブルに発展する可能性が低い
- カンタンにサービスを出品できるのでハードルが低い
- SNSでは繋がる機会がなかった層にもリーチできる
私がはじめて絵で稼ぐためにチャレンジしたのが「ココナラでの出品」でした。
その結果、出品して数日のうちにご依頼をいただくことができました。
「自分のお絵描きスキルでこんなにも喜んでくれる人がいるんだな」と感動したのを今でも覚えています。
絵を描ける側からすると「絵を描けるスキルって大したことないんじゃないか」と思いがちですが、そんなことはありません!
あなたのスキルや作風を必要としている人はどこかにいるはず!!
実績や知名度のない初心者にはとくにオススメです!
また、スキルマーケットで出品すると、TwitterなどのSNSでは知り合えないような人が依頼してくれる印象があります。
これまでにリーチできなかった層にアピールする場としても、スキルマーケットはとても頼もしいと感じます。
スキルを出品すること自体は無料ですので、あなたもまずは出品してみてはいかがですか?(サービスが購入されると売上から手数料がひかれる仕組みです)
イラストスキルマーケットを比較した記事もあわせてご覧ください↓

ストックイラストでコツコツ稼ぐ
次に紹介するのは「ストックイラスト」です。
ストックイラストはその名のとおり、自分のイラストを素材サイトにストックしていきます。
素材サイトに登録したイラストが誰かに購入されると、製作者に一部の使用料(数十~数百円ほど)が入ってくる仕組みです。
素材サイトはPIXTA(ピクスタ)やAdobe Stockあたりが有名どころです。
ストックイラストのメリットは以下です。
- 素材イラストをストック(登録)するほど稼げる可能性が高くなる
- クライアントワークではないため、自分のペースでイラスト制作できる
ストックイラストは、イラストを数点登録したくらいでは収入はほぼ見込めません。
しかし、何百・何千・何万点…とイラストをコツコツと登録していけば、その積み重ねたイラストたちが財産になります。それらが使用されるたびに収益が発生することになります。
まさにストックですね!
非常に地道な作業になるため、コツコツと作業できる方にオススメです。
イラストを用いる機会って意外と多いんですよね。
チラシやポスターといった紙媒体はもちろんですが、インターネットが当たり前になったいま、WEBサイトや広告バナーなど、イラストの需要はますます高まっています。
しかし、イラストレーターに個別に受注すると高額になってしまいます。そこまで予算を回せないからこそ、ストックイラストサイトは重宝されています。
ストックイラストをやられている方で、街中の広告で自分のイラストが使われているのをたまたま発見してとても嬉しくなった人もいるようです。
また、作品がたまればそのサイト自体がポートフォリオにもなるため、財産を築きつつ、営業効果がある点もプラスポイントですね!
ただし、次のことは頭に入れておきましょう。
- 商業に使われるようなイラストが好まれるため、自分が描きたい絵柄でやっていけるかは人による
- ストックイラストサイトが閉鎖した場合は、収入源がごっそり絶たれることになる
また別の記事でストックイラストについて解説したいと思います。
ストックイラストで安定して稼げるようになったころには、本格的にイラストレーターとして活動するのも夢ではないのではとも感じます!!
LINEスタンプ・LINE着せかえを売る
次に「LINEスタンプ・LINE着せかえ」です。イラストで稼ぐと聞いて、真っ先に思いつく方法かもしれませんね!
LINEスタンプ・LINE着せかえを作って売ることのメリットは以下です。
- 自分のオリジナルキャラ・絵柄で勝負できる
- 当たるとでかい
- ストック型なので作れば作るほど資産がたまる
ほんの一部ですが、LINEスタンプで1億円以上を売り上げるクリエイターもいるというのだから夢がありますよね~!
多くの人に刺さりそうなスタンプを作る自信のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ただ、LINEスタンプは認知度も高いし、誰でも比較的カンタンに作ることができるため、ライバルはとても多いです。。。
一方、「LINE着せかえ」はまだ参入してる人が少ない印象があるので、そちらも視野に入れたいですね!(用意する画像がスタンプより多くて大変ですが……^^;)
LINE着せかえのつくり方はこちらにまとめています↓

スタンプが売れたときのクリエイターへの分配額は「売上金の35%」です。
(以前は50%だったので、少し稼ぎにくくなりました)
それでも、LINEスタンプの需要は今もありますし、ストックイラスト同様にコツコツ制作・販売していけば収入源にはなり得ます!
私も以前作ったスタンプ(1セット)がたま~に売れて、数十円入ってきていました笑(今は販売停止)
時間ができたら、また作成して売上報告したいと思います!
グッズを作って販売する
つづいて「グッズ作成」です。
最近はネットで簡単にグッズを作れるようになりました。
グッズ制作サイトはSUZURIやPixivFactoryなどが有名です。
グッズ制作サービスを作って稼ぐメリットは以下です。
- イラストをアップロードするだけで簡単にグッズデザインが作れる
- 主に受注生産方式のため、在庫を抱える心配がない(売れた分だけ収益が入る)
- 配送手続きまでしてくれるケースが多いため面倒な作業がない
グッズのデザイン制作に注力できるところが魅力的ですね。
ただし、グッズを作ったからといって、すぐに誰かに買ってもらえる甘い世界ではありません。
買ってくれる理由としては、
- あなたのファンである
- デザインが気に入った
のどちらかでしょう。
並行してSNS活動などで知名度を上げて、自分のファンを作っておくことがグッズを売る秘訣と言えるでしょう。
すでにファンがいる方の場合は、あなたがグッズを作ってくれるのを待っているかもしれませんね♪
SUZURIでグッズを作る方法はこちらで解説しています↓

グッズデザインを作るのは無料でできます(売れたときに売上金から手数料が引かれます)
グッズのデザインを考えるのもすごく楽しいので、ぜひいろんなものを作ってみてください!また、作ったグッズを自分で買うこともできます!
自分のネットショップを作ってグッズを売る方法もある
こちらは自分のショップを立ち上げて、自由に商品をおくことができます。
SUZURIなどのサービスでは作れないようなオリジナルグッズを売るには、ネットショップを立ち上げるのがオススメです。
ネットショップを作ることは無料なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
イラストYouTuberで広告収入を得る
イラストは「YouTube」ともかなり相性が良いです。YouTubeでイラスト動画をUPし、視聴してもらうことで広告収入を得る方法です。
イラストメイキング(作画工程)をアップしたり、お絵描きのノウハウを動画にしたり、文字や写真では伝わりにくいことを動画では表現できます。
ノウハウを教えてくれるイラストレーターYoutuberだと、さいとうなおき先生やディープブリザード先生が有名です。メイキングをアップしてる方だとyunさんなどが活動されています。
イラストは言語が違っていても伝わるメリットがあるので、うまく海外ユーザーにアプローチできれば、かなり視聴してもらえるかもしれません。
また、Youtubeも動画をストックできるので、過去に投稿した動画でも再生されれば収益を生んでくれます。
ただし、Youtubeは、
- 登録者数やトータル再生時間が基準を満たさないと収益化できない
- 無名の絵描きがメイキングをアップしていても伸びは見込めない
といったことは頭に入れておきましょう。収益化するにはいろいろと戦略が必要になってくるでしょう。
我こそは!というかたはYoutubeぜひチャレンジしてみてください!私も将来的に挑戦してみたいです^^
イラストブログで広告収入を得る
次に紹介したいのが「ブログにイラストを乗せて収入を得る方法」です。
代表例として「まめきちまめこニートの日常」があります。日常をマンガにした記事をアップしています(これがかなり面白い…)
ブログには広告を設置できます。※サービスによる
ブログはいわば自分の城のようなもの。
好きなものを描いてアップし、徐々に城が作り上げられていく感じはとても快感です。
アクセス数をたくさん稼げるくらいにブログが成長すれば頼もしい収入源となってくれるでしょう。
と思った方。
本格的なブログを始めようとすると準備や知識が必要ですが、「はてなブログ」などのブログサービスを利用すれば簡単にブログを始めることができます。
(はてなブログは2019年10月に収益化が解禁されました!)
はてなブログ自体は無料で始められるので、ためしにブログを作ってみるのもいいでしょう。
ただ、無料プランだとどうしても、
- はてなブログ側も広告を挟んでくるので思うように収益化ができない
- ブログのデザインに制約がある
など、なにかと不便を感じることがあります。
はてなブログには有料プランがあります(600円/月(税込)〜※2年コース加入時)。有料プランだと使える機能が広がるのでより自分らしいブログを作ることができます!
はてなブログの注意!
はてなブログのようなブログサービスを使うときに心にとどめておきたいのが、
「ブログサービス自体が終了すると、そこで作ったブログも閉鎖してしまう」ということです。
このように、自分でどうすることもできない不安を抱えるのが嫌な場合は、自前のサーバーを用意して本格的にブログを作ることをオススメします。
いくつか準備が必要ですが、ステップを一つ一つこなせばだれでもブログを立ち上げることはできます。
本格的なブログを立ち上げる方法についても記事にしますね!
イラストの依頼を受ける
「イラストの依頼を受ける」のは絵描きにとってあこがれですよね!
便利なサービスとしてはSkebがあります。Twitterと連携できるサービスです。
Twitterでファンを作れば、そこから依頼にもつなげられるのでとても便利です。
とはいえ、SNSで知名度を上げていくのは一朝一夕では叶いません。
こればかりは裏技などはなく、地道にイラスト練習&発信していきましょう。
難易度は高いですが、継続することが最も大切です。
また、SNSだけでなく、身の回りの友人や知り合いにも営業をかけてみてもよいでしょう。
絵画作品を売る
絵画作品をウェブや個展などで売る方法です。
難易度は非常に高いですね。。。
依頼絵との違いは、自分の好きなように表現した絵を購入してもらうという点です。
好きなものを描いてお金にしたいという方は、この方法で稼げることが一つの目標となるでしょう。
この方法でうまくやってるなぁと感じる方は、はるアトリエのはるさんです。
はるさんはYoutubeやSNSでファンを獲得し、原画販売につながっています。
Youtube動画もほぼ毎日アップしていて、本当にすごいなぁと思います。
絵を売る方法としては、
- メルカリ・ラクマなどのフリマアプリ
- ヤフオク!
- BASEやSTORESなどのネットショップ
- 個展
などがあります。
一番手軽に始められるのは、フリマアプリでしょう。
もともとはフリーマーケットのため、高額に売買される可能性は低いですが、原画販売デビューとしての第一歩としてはオススメです。
NFTでイラストを売る
こちらは上で紹介した「絵画作品を売る」のデジタルイラスト版です。
あなたは”NFT”を知っていますか?
2021年9月ごろに、衝撃的なできごとがありました。それがこちら↓
『8歳の息子の自由研究NFTが1.2イーサリアム(52万円相当)で取引され完売になった話。』
この頃から日本もNFTにじわじわと注目しはじめ、最近はニュースでもチラホラ見かけるようになりました。あなたもどこかで”NFT”というワードを聞いたことがあるかもしれません。
カンタンに説明すると、、、
NFTとは”替えのきかないしるし”のことです。
デジタルイラストにこの”しるし(NFT)”をつけることで、希少性、つまりそのデータが”原画”であると証明できるようになります。
NFTは一部の界隈でとても盛りあがっているし、また多くの企業がNFT技術を使った事業に乗り出しています。今後もNFTは広まり、日常生活にもたくさん活用されていくと予想されます。
NFTはいろんなことに使えるのですが、中でもイラストとの相性はとても良いです。
“原画”と証明されたデジタルイラストの売買が日本でも盛んにおこなわれ始めています。
NFTイラストを売って稼ぐメリットは以下です。
- 自分が描いたデジタルイラストを売れる
- 作品が二次流通(別の人へ売買)されるとロイヤリティが入る仕組みがある
- 日本でのブームは始まったばかりなので、先行者利益を得られる可能性がある
少し前までは、NFTイラスト売買には”仮想通貨”がほぼ確実に絡んできたので、チャレンジするのにとても高いハードルがありました。。。
ですが!!
最近は、”日本円で完結するNFTマーケット”が登場しました!
それが”HEXA(ヘキサ)“です。
HEXAの特徴はこちら↓
- NFTの購入・販売が”日本円”で済むので、難しい処理などをはぶける
- 日本発のサービスで安心感がある
- HEXAはフルスピードグループ(東証上場企業)との資本業務提携も行っており、信用もまずまず
ハードルが高くて難しいと感じている方は、HEXA(ヘキサ)でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私はHEXAではありませんが、NFTイラストを売買していてNFTの可能性を実感しています。
NFTの世界はまだまだ小さな市場です。国内での整備もまだ十分とは言えません。
ですが、まだ成長しきっていない市場だからこそ、早めに行動した人に多くの利益が生まれると予想されます。

まとめ
ここまで、イラストで稼ぐ方法を9つ紹介しました!以下にまとめます↓
- スキルマーケットで依頼を受ける
- ストックイラストでコツコツ稼ぐ
- LINEスタンプ・LINE着せかえを売る
- グッズを作って販売する
- イラストYoutuberで広告収入を得る
- イラストブログで広告収入を得る
- イラストの依頼を受ける
- 絵画作品を売る
- NFTでイラストを売る
興味がある方法は見つかりましたか?
はじめは自分に何が合っているのかもわからないと思うので、気になったものをとにかく始めてみましょう!
私も少しずつですが、上記の活動をして収入を得ることができています!あきらめずにやれば、きっと立派な収入源になってくれますよ!!
一緒に頑張りましょう~!